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上村 由美さん

女性のからだの特徴

女性のからだは、出産・育児という新しい命を生み育てるエネルギーを持っていますが、 反面非常にデリケートで、検査で数値に現れなくても、 体調や気分に違和感を感じる方がいらっしゃいます。 人には理解してもらいにくい症状の場合はとても辛いものです。

特に女性のからだは『血液』と『ホルモン』の影響を受けやすく、 漢方で考えますと、 血液の貯蔵庫と考える『肝臓』とホルモンの調節器官と考える『腎臓』が大きく関係してきます。

“肝腎要”と言いますように、 この2つの内臓は女性にとって中心をなす大切な部分です。 ですから不調を放置したり、無理を続けますと、 その影響が数年後〜10数年後に別の不調として現れることがあります。

ホルモンは補充療法がありますが、 ホルモンのバランスや血液を造る&蓄えるのは自分のからだだけが出来ること。 そのサポートをすることが漢方薬には出来るため、取り入れる女性が増えています。

女性のからだの変化

漢方では7の倍数の年齢で体の節目を迎えると考えます。 (ちなみに男性は8の倍数で変化します)

0〜7歳
男女ともにぐんぐん成長。 食べ物や遊びながら色々なものに触れて免疫機能が高まる時期。 胃腸が弱い子供はアレルギー症状が出ることも。
7歳〜14歳
永久歯が生え揃い、骨格形成が活発になります。 女性ホルモンも動きだし、体型が女の子らしくなります。 初潮を迎える時期です。
14歳〜21歳
女性ホルモンが活発になり、妊娠に向けて子宮に血液をためる力がつく時期です。 しかし作り出す血液が少なかったり(低栄養)、 血液を消耗する生活(夜更かしなど)が続くと 月経不順・生理痛・貧血や冷え性の症状を感じ始めるのもこの年代です。 特に原因がない場合は、外食による高カロリー低栄養、 夜更かしする習慣、ファッション重視により体を冷やしてしまう事が大きな原因になります。
21歳〜28歳
出産適例期、体力も十分あり、お肌も一番美しい時期です。 この時期にからだを大切にすることが、これからの人生を大きく左右します。
28〜35歳
育児・仕事で一番忙しい時期。寝る時間が短くなり、翌日に疲れが残ってしまうことも。 からだに無理がきかなくなってきます。
35〜42歳
女性ホルモンは緩やかに減少してきます。 人生の折り返し地点です。 これから大きな病気にならないよう、 ご自分の状況・家系を考慮にいれつつ検診(がん検診を含む)を積極的に取り入れることが大切です。
42〜49歳
閉経が近づいています。 女性ホルモンも減少してきますので、髪やお肌で感じ始めます。 美容方法や健康維持の方法を年齢に応じて替える時期です。
49〜56歳
閉経を迎えます。更年期と呼ばれる時期です。 この時期を穏やかにするために漢方薬を使う方は多いです

世代ごとのご相談傾向

  • 20〜30代で多いのは、ニキビ・便秘・冷え性・むくみ・生理痛です。 特に生理痛はあって当たり前だと思っている方が多く、 鎮痛剤が離せない方がいらっしゃいます。 実は“生理痛はないのが正常”です。 月経を整えると、ニキビ・便秘・冷え性・むくみも一緒に改善されるから不思議、 そして未来の妊娠しやすいからだ作りにつながるのです。
  • 30〜40代では、妊娠希望(第一子・第二子ともに)・月経不順・子宮筋腫・めまいが多いです。
  • 50〜60代の方では、めまい・耳鳴り・汗・のぼせ・足の冷え・肩の痛み・偏頭痛が多いです。
  • 60〜70代の方では、目の疲れ、難聴、膝や腰の痛み、舌の痛みなどです。 また排尿に関するご相談も多いです。 実は出産後に症状が出ている場合もあるのですが、 他の要因も重なりより顕著に出るのがこの年齢です。 旅行やお出かけもトイレが気になれば、楽しめません。 年のせいと諦めず、漢方では弱った筋肉や内臓をサポートしてあげることがまだまだ可能です。

漢方とは

漢方は、古く中国で発祥した学問・医療で、 漢という時代に日本に伝わり“漢方”と呼ばれるようになりました。 (同時期、オランダから入ってきた西洋医学は“蘭方”と呼ばれました。 どちらも日本でしか通じません)

漢方はその後、日本人の身体に合うよう分量も考え方も改良がなされてきて現代に至ります。 今は代替医療の1つとも言えます。

漢方薬局とは

漢方では患者さんのお顔を拝見しながらお話を伺います。 その際、実は肌の色合い、ツヤ、血色なども拝見しています。 また検査数値とは違い、患者さんだけが知っているからだの変調が必ずあります。 その大事な部分を伺うことを何より大切にしています。

また漢方薬局は、 漢方の専門店なので相談に応じられる専門スタッフがいるだけでなく、 漢方薬の品揃えが豊富です。 また年齢や胃腸の強弱などに応じて味や分量のアドバイスも出来るのが特徴です。

特に不調はなくても、健康維持は皆さん大切だと思います。 自分の体質に合った健康法や季節毎の養生方法などを冊子またはセミナーをとおして情報発信しておりますので、 ご利用下さい。

漢方薬局 いちやく草

札幌市西区八軒6条東1丁目4-14
八軒メディカルビル向かい
Tel : 011-802-9405

薬剤師 上村 由美さん
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